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ダイビングキャッチ

  • 執筆者の写真: jsc ozai
    jsc ozai
  • 2021年1月18日
  • 読了時間: 2分

今日は6年生の最後の大会となった『第1回大分県小学生女子ソフトボール定期戦』。

本来開催予定だった延岡市で開催される東九州小学生女子ソフトボール大会が新型コロナウィルスの影響で中止となり、その代替大会として開催されたもの。


今年は、いろいろと制約がある中での活動となり、チームの中心である6年生も試行錯誤を重ね今日に至っている状況。それでも時は待ってくれず、この試合で後輩たちに歴史を引き継ぐことになる。


実は、昨日、もともと今日の延岡大会の前に1試合でも経験しておきたいという考えから、男子の大会にエントリー。

全国大会の中止が決定して以降は、延岡大会に照準を合わせて最高のパフォーマンスができるように「心」と「体」の準備をしてきたつもり。特に試合のスタートは『全集中』できるはずだったが・・・


先頭バッタ―に、4年生のセカンドの横に強いゴロ、そのままセンターに。5年生のセンターがそれを後逸しそのままランニングホームランで失点。結局、初回に3失点。5対1で敗戦となった。

残念だったのは、試合結果ではなく先頭バッターに対する下級生の守りの意識。


試合終了後、6年生の3人には、この守りの意識の低さは「6年生の責任」として、投げかけた。



そして迎えた本日の定期戦。

私からは、昨日できなかった先頭バッターをアウトにするためにどんな気持ちで臨むのか、だけ選手に伝えた。


すると、結果はすぐに。


試合前のシートノックの1本目に6年生のマナがダイビングキャッチ。捕球はできなかったがすぐに立ち上がり「もう一本お願いします!」。

すると、次に昨日の先頭バッターの打球が捕れなかった4年生のセカンドが、ぜんぜん取れない打球にダイビング。こちらもすぐに立ち上がって「もう一本お願いします!」。

試合開始の直後、相手先頭バッターがセーフティバントを試みるも、3年生のサードが見事にさばいて打ち取ると、初回を3者凡退。

その後も堅い守りで見事勝利した。




試合前のシートノック。

ちょっと意地悪だけど、今日の試合に臨む選手の思いの強さを確認するために、捕れるか捕れないか、ぎりぎりの打球を打ってみた。

すると、6年生は絶対に捕るという気持ちでダイビング。それに応えるように、4年生もダイビング。それだけで、今日の試合に臨む彼女たちの思いが確認できた。


私は、決して、捕れないボールにダイビングキャッチを試みる必要性は感じないが、時に、思いを表現する方法としては有効なツールであることに間違いない。

6年生が伝えたいこと、そしてその思いを下級生が受け継ぐこと。


なんとか、最後の試合に間に合ったかな。

 
 
 

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    代 表  姫 野 健 治

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