ルール
- jsc ozai
- 2020年11月7日
- 読了時間: 2分
「ソフトボールのルールを勉強しよう」は、現在第6弾。
ルールに加えて、場面に応じた選手の動き方も問題形式で出題しています。
お父さんやお母さんと一緒に考えているけど、なかなか満点を獲得するのは難しいね。
ソフトボールのルールは、他の競技に比べるとかなり複雑で、覚えないといけないことも多いけど、ルールを理解するだけでソフトボールの楽しさがこれまで以上に増してくること、間違いなし!
中には、「ルールは経験しながら覚えるもの」という方もたくさんいます。
しかし、ルールは算数でいう「公式」みたいなもの。
例えば、『1+1=2』の理屈(公式)を知らない小学1年生に、足し算の複雑な応用問題を出題しても解けるはずはありません。その場で混乱するだけです。
ところが、1+1が2になる理屈が分かっていれば、その答えを導き出す思考が働きます。これが『興味』です。
これがあって初めて経験が生かされます。興味があるから積極的に覚えようとするもの。
試合が終わったあと、お母さんから「何で打てないの!」と叱責されるより、「あの場面はこんな打ち方ができていればよかったね」、なんて会話ができるといいですね。
そのために、お父さんやお母さんも、選手といっしょにルールの問題を眺めてくださいね。
目標は、乱暴な言い方ですが“審判に抗議できる”くらい。
グラウンドの中では、審判も、選手も、立場は同等。むしろ選手が優先です。
審判の役割は、ルールに則って判断、試合を進行すること。
そのためアウトやセーフ、ストライクやボールのジャッジに抗議はできません。プロ野球であれば、ストライクやボールの判定以外ではVAR(ビデオアシスタントレフリー)やチャレンジ制度がありますが、当然、小学生にはありません。
しかし、ルールに逸脱したプレーの判定に対しては訂正が可能です。そして、そのルール逸脱を瞬時にアピールできるのがプレーの当事者です。プロ野球のチャレンジも”プレー終了後20秒以内”に申請しなければ無効となります。それと同様で、その場でアピールしてゲームを”中断”させる勇気と判断が必要になります。これに必要なものが『知識』です。
抗議は監督が行います。しかし、その前のルールと違う判断は選手が行わなければなりません。
ということは、選手以上に指導者や監督がルールを理解しておくことに他なりませんが・・・。
そんなプレーを思い浮かべながらルールの問題を解いていきましょう。
頭の中でも”経験”することは可能です。
これを楽しみながら、理解していくことが、ソフトボールをより好きになるコツだと思います。
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